太っているのは悪いのか、良いのか 今昔

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2011年10月号

平安時代 昔、太っていることは良いこととされ、太っている人はあこがれの的でした。平安時代の絵巻物の美人はみんな丸顔でふくよかです。これは、第二次世界大戦後の昭和30年代までそうであった様な気がします。太っている人は体格が良い人と呼ばれていました。これは、食べ物が貧しく、痩せている人がほとんであったためだろうと思われます。みんな、腹いっぱい食べることができませんでした。山盛りのごはんが食べれたのは、正月、お盆、お祭りの時ぐらいだったでしょう。

 しかし今、平和が続き、飽食の時代となり、皆さん毎日満腹になるまで食べるようになり、肥満の人が増加、痩せている人が少なくなりました。そして、スリムな人が美人ということになり、皆さん痩せることにあこがれるようになりました。人間は無いものねだりなのです。

 昔、栄養不良の人が多く、痩せてる人は一般に病弱で、結核などの感染症でなくなる方が多く、食品は栄養のあるものが良いとされ、栄養満点がコマーシャルの決まり文句でした。そして、栄養状態の良い太った人の方が長生きできていました。

 しかし今や、栄養過剰の人が増加、そのための生活習慣病が問題となり、心筋梗塞、脳梗塞が多くなり、肥満気味の方の病気が問題となっています。カロリーの少ないもの、低栄養の食品が売れ筋となっています。カロリーオフがコマーシャルのはやり文句です。

 一方、女性の極端なダイエットによる、やせすぎも問題となっています。ホルモンのバランスを崩したり、骨粗鬆症の原因ともなります。今BMI=22前後が健康に最も良いといわれています。皆様の目標体重にしてください。皆様のBMI22の体重kgは22×身長(m)×身長(m)です。

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