尿酸が高いとなぜ悪い?

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2015年10月号

健診で尿酸値が高いので、注意してくださいと言われたことはありませんか?

尿酸という名前から尿検査と思われる方がありますが、尿酸の値は血液検査でわかります。

尿酸値が高いと痛風という病気になるということは、よく知られています。昔は、金持ちの人、贅沢な人がかかる病気といわれていましたが、現在は飽食の時代、だれもがなりえる病気です。すなわち、肉、魚などプリン体が多い食べ物を多く摂る人、ビールなどのアルコールを多く飲む人、運動不足の人、肥満の人が痛風になりやすい人といわれています。

痛風の症状(足の関節が腫れて痛む)が出ていないけれども、尿酸値が高い方は高尿酸血症(尿酸値7.0mg/dl以上)といわれますが、やはり要注意です。尿路結石になりやすい、結石ができることで腎臓が悪くなりやすい、動脈硬化になりやすいなどの悪い点があります。

予防には、上記の痛風になりやすい人と反対の生活習慣を心がけることが重要です。肉、魚少なめで過食を避け、飲酒も少なめで運動を心がけるという生活です。これらは、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の予防にも共通して良い事で、動脈硬化の予防、ひいては心筋梗塞や脳梗塞などの予防にもつながるのです。

痛風(高尿酸血症)を予防するための7か条

1 肥満はダメ、適切なカロリー摂取でダイエット   1日の摂取カロリーは、標準体重×30kcalが目安です。
2 食事のプリン体(肉、魚)を減らす  主菜は1日おきに肉→魚→肉→魚とし、豆腐で蛋白質を補う。
3 尿をアルカリにする食品(野菜、海藻)を多めにとる 尿をアルカリに近づけると結石ができにくくなります。
4 水分を十分に取る(尿量が1日2L以上になるように) 尿量を増やすと、尿酸が尿とともに排泄されやすくなります。
5 アルコールを控える  アルコールは尿酸値を上昇させます。
6 適度な運動を行う  週3回以上の有酸素運動が効果的です。
7 ストレスと上手に付き合う  ストレスで尿酸値が上がります。飲酒、喫煙以外のリラックス法をみつけましょう。


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