すべての人のための健康長寿食とは? それが糖尿病食です。

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2014年10月号

syokuji_woman近年、過食、運動不足などを背景に糖尿病の方が増え続けております。

そのため、糖尿病の治療において、生活習慣の改善、中でも食事療法が最も重要であります。しかしながら、長年の嗜好、習慣を変えるのは難しく、なかなかうまくできてない方が多いのが現実です。

そこで、まず知っていただきたいのは、糖尿病の食事療法は特別なものではなく、糖尿病でないすべての人にとっても、健康に良い食事であるという点です。

もちろん、特に食べてはいけないものがあるわけでもありません。


糖尿病または耐糖能異常(境界型)などと診断されましたら、これまでの食生活を見直し、問題点がある場合は、その是正をします。

 

  1. 肥満がある人では、ほとんどの方で過食が存在します。摂取カロリーを減らし、食事は腹八分目として下さい。
  2. バランスよく食品をとるようにして下さい。食品の種類はできるだけ多く、炭水化物と脂肪は控えめに。食物繊維を多く含む食品(野菜、海藻、きのこなど)をとるようして下さい。
  3. 朝、昼、夕、3食を規則正しく、少なめに食べて下さい。ゆっくりよくかんで食べて下さい。朝早く起き、食事の間隔をあけ、夕食後に食べ物をとる習慣をやめ、朝は空腹で起きましょう。
  4. 3回の食事以外に、間食、夜食をとるとか、飲酒が多いなどの習慣がある場合も是正が必要です。間食、おやつは止めて、甘いものはできるだけ少なく、飲酒は1合未満とし、毎日飲まないようにしましょう。
  5. 外食は、塩分が濃いもの、油料理が多いので注意が必要です。品数の多い、定食、和食系を選びましょう。外食時、買い物時はカロリー表示をチェックしましょう。ハンバーグ、菓子パンなどは、カロリーが高いので要注意です。

血糖値に最も影響を及ぼす栄養素は炭水化物ですが、炭水化物のみ食べないという食事療法には問題があります。

過度の炭水化物制限(糖質制限)は相対的なたんぱく質、脂肪の摂取過多につながりますので、腎障害や動脈硬化の進行などが懸念され、注意が必要です。


*次回の健康クラブは、具体的な食事の量、栄養バランスについてお話します。


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